宅飲み中にトイレが詰まった話

なんとも汚い話だが、タイトル通り宅飲み中に吐きすぎてトイレが詰まったという出来事について書きます。 社会人2年目の夏。久々に大学のサークルの先輩や後輩と集まって家で飲み会を開くことになった。大学時代からアホほど飲んでは記憶を無くす集団であったため多少の粗相については覚悟の上で主催しました。 それが起こったのは深夜1時。飲み会が始まって6時間ほどがすでに経過していた。後輩の一人がトイレに行ったきり帰ってこない。そいつが酔ってトイレを占領することは学生時代もよくあったので対処は慣れたもんである。トイレのカギをこじ開けて中に入ると詰まって水が逆流しあふれている中便座に座っている後輩の姿だった。 文章読むだけだとなんて汚く不快な状況だと思うが当時の私も後輩もかなり酔っているためその状況にゲラゲラ笑っていた。そして酔って判断力も低下しているため詰まっている状況で何度も何度もトイレを流すボタンを押しているためさらにさらに水が溢れてくる。水が溢れすぎて台所までトイレのうんこ水が侵食したところでふと我に返った。後輩はまだ無邪気にうんこ水のなかではしゃいでる。 仕方ないので深夜1時に24時間やってるスーパーに行き人生で初めてトイレのつまりを治すすっぽんを購入。使ったことがなかったのでつまりが本当に取れるんか半信半疑だったが、ボゴッという音とともにつまりはすぐ解消。浮かんでいたうんこも勢いよく流れていった。 その後は洗面台と台所に侵食したうんこ水を大掃除して眠りについたのであった。 その朝、飲み会に参加しており、トイレが詰まった際にはすでに寝ていたメンバーが朝になってトイレにゲロ吐きに行きそのまま洗面所の床で寝ていた。そこにうんこ水が溜まっていたことは言わないであげている。

焚き火の向こうに・・・

高校生の頃の冬休みに部活の筋トレを兼ねて、友人と一緒に朝の新聞配達のアルバイトをしていた時の話です。 冬休みに入り毎日朝早くから新聞配達をしていて、無遅刻無欠席で件数も多めにこなしていたので所長さんには気に入られ高校生というのもあり可愛がってもらっていました。 仕事の流れとしては新聞を持って自転車で配達に行き、自分の割り振られた場所に配り終えたら持って出た新聞で余った物を事務所に持ち帰ると言う感じですね。余った新聞は必ず持ち帰り返すというのがルールです。 12月31日の配達も無事終わり帰る時に所長さんから「明日は元旦だから初売りなどのチラシが多いから配達大変だぞぉ~!でも頑張ったらお年玉あげるよ」と言われ帰宅しました。 次の日事務所に行きその日の新聞を見ると本当にチラシが沢山でいつもの3倍くらい重さがあるような感じでした。 うわぁ↓↓となっていると所長が「先にお年玉渡しとく」とやる気が出るようにお年玉を渡してくれました。 何とか配達を終え事務所に戻る道中神社の前を通るとお焚き上げの焚き火があり、1月1日の寒い中の配達だったので寒い体を暖めて帰ろうと寄り道をした所、一緒に働いていた友人も同じ事を思ったらしく先に暖まっていました。 これが悲劇の始まりでした。友人と暖まっていると正月のテンションもあり悪ノリが始まり焚き火に「燃~えろよ燃えろ~よ~炎よ燃~えろ~」の歌を歌いながら配達の残りの新聞を投げ込み燃やして大騒ぎ大盛り上がりをし、一通り楽しんで焚き火の炎の向こう側を見ると・・所長が立っていました・・・。 所長と目が合うと所長は何も言わず立ち去って行きました。 重い足取りで事務所に戻ると所長には何事もなかったかのように「お疲れ様」と言われ特に咎められなかったので、友人と帰ろうと事務所を出ようといた所独り言のように「お年玉あげたのに…」と悲しそうな声で聞こえてきましたがそのまま帰宅し退職しました。

ド根性一家が成し遂げたこと

うちの家族の一番の笑える思い出話です。ある日、うちの父が米袋を1袋(容量は30㎏くらい)持って帰ってきました。どうしてそうなったのかという理由はわかりませんが、”この米袋の中の精米した米にもち米を間違って混入させてしまった”ということでした。それも、父が混ぜたものなのか、違う誰かが混ぜたのかも分かりませんが、父によれば、どうしてもこの”混ぜてしまった「普通の米」と「もち米」を分けないといけない”ということでしたので(なぜ分けないといけないのかという理由も聞いていないのでわかりません)その日の夜から、「普通の米」と「もち米」の分別作業が家族4人で開始されました。見分けるのは簡単で、「普通の米」は透き通っていて、「もち米」は白っぽいのです。ただその量に呆然としながらも、家族は黙々とより分け作業を進めて行きました。両親は仕事から帰ると、わたしと弟は学校から帰るとすぐその作業にあたり、わたしたち家族4人は約1週間で1袋を「普通の米」と「もち米」の分別に成功いたしました。ド根性一家だなと思いました。

半纏を探していた時の話

中学生の頃、母が初めて半纏を買ってきてくれました。オレンジ色の可愛い絵の入った綿入れで、家で気に入って着ていました。雪国の子供の気分で当時嬉しかったのを今でも覚えています。 我が家では半纏の事をはんこと呼んでいました。徳島の方言でしょうか、我が家だけの方言でしょうか、寒いと言ったら、「はんこ着とき。」とよく言っていました。 ある日の夕方、半纏が見つかりません。あんな大きなものなくすなんてと自己嫌悪の中探している所に姉がやって来ました。 姉 「どしたん?」 私 「はんこがないんよ」 姉 「この前この辺で見たよ」 一緒に探してくれる優しい姉、部屋の中をうろうろしながら台の上や机の引き出しを探し出しました。 姉 「この前この辺で見たんやけどな。」 お姉さん、引き出しにはんこは入らないと思います。 私 「はんこでよ」 姉 「はんこじゃよ」 と引き出しを次々開けていく姉、 私 「姉ちゃん、私の探してるんは、はんこでよ、引き出しに入るわけないやろ!」 半分キレ気味な私 姉 「ほなけんはんこさがっしょるよ!」半分キレかけの姉 やっとわかった私 私 「私の探しているのは『はんこ』、姉ちゃんが探しているのは印鑑やろ?」 姉 「はんこっていうたでー」

父のプリンター事件

以前実家の父親がパソコンを使いたいというので父の日にパソコンを買ってあげました。中古パソコンでそれほどスペックの高いものではなかったのですが、父は時々動画を見たり、エクセルとかワードで町内会の書類とかを作る程度でしたのでそれで十分でした。 完全な初心者だったのでエクセルとかワードなどのソフトが使えるようになるまで1年ぐらいかかりましたが、簡単な書類ぐらいなら自分で作れるようになりました。 それで今度はちゃんと印刷もできるようにプリンターを買ったらしいのです。そこまでは良かったのですが、ある時実家から連絡があり用件を聞くとどうやらプリンターが全然動かないとのことでした。 電話でいろいろと説明しても全く伝わらず仕方がないので、週末に実家に帰ることになり、現場を見てびっくり。 いちおうキャノンのちゃんとしたやつだったんですが、父はノートパソコンの隣にプリンターを置いただけで何も接続をしていませんでした。 もちろん安いやつでブルートゥースとかでもないので、コードでつながないとだめなやつだったんですが、プリンターをコンセントにつないだだけで隣に置けば勝手に印刷してくれるものだと思っていたようです。 横に並べただけで印刷するわけないやん!って何度も突っ込んでしまいましたが、家族で大爆笑でした。

営業中にお客さんのパソコンでの話

10年ぐらい前ですが営業をしていた頃、たまたまお客さんの会社でパソコンを操作する機会がありました。主に自動車の板金屋や修理屋を回ることが多かったのですが、その時にとんでもない事件がありました。 だいたいこうした会社は大きな倉庫を作業所としてしているところが多く、その中に小さな事務室があるのが一般的です。 そこで事務の女性の方と二人だけになった時のことです。必要なデータがあり、事務の女性が確かのこのパソコンのどこかに入っているので探してもらえませんかと、ちょうどその子の真後ろにあるデスクトップを指さしました。 それでこちらはそのパソコンでいくつかのそれらしいフォルダを探していた時のことです。フォルダ名が「〇〇資料1」「〇〇資料2」みたいな名前だったと思いますが、そのどれかだと思い開けてみると、すごいエロ画像が100枚ぐらい出てきたのです。しかもフォルダのアイコンサイズが最大にしてあったので、パッと見ただけでエロと分かるぐらいの画像のサムネイルだらけになりました。 そして運の悪いことにその瞬間にパソコンがフリーズしてしまい、マウス操作ができなくなりました。自分は何も悪いことはしていないとはいえ、後ろには事務の女性が背を向けて作業しているので、もう冷や汗が止まりませんでした。 結局強制終了させて再起動してなんと無事目的のファイルは取り出せましたが、今でも笑い話として鉄板ネタです。 後日談ですが、後でその会社の社長にそのことを話したら爆笑していました。もうちょっと分からないところに隠しておいてください、社長。

スタバでパソコンの作業中

仕事柄出張に行くことが多いため、常にパソコンを持ち歩いているのですが、時々スタバなどで仕事をすることがあります。 最近はスタバに行くと若い人たちがパソコンを開けて何やら仕事?をしている人も多く、自分もその中のひとりではあるんですが、見積もりを作ったり、お客様との打ち合わせをまとめたりとかなり濃い仕事をしています。 ある時スタバに行ってコーヒーを飲みながらいつものように仕事をしていたら、後から隣に若い女性が座ってきました。 彼女も座るやいなやマックブックを取り出しておもむろに仕事?をはじめました。 特に気にせず自分は自分の仕事に集中していたのですが、その隣の女性が僕のコーヒーを飲み始めたのです。 僕はコーヒーを左に置いていたのですが、彼女はたぶん自分のコーヒーと勘違いをしているのか、パソコン画面にひたすら集中しながら僕のコーヒーをどんどん飲んでいきます。 心の中では「ええええええー!??」と叫んでいましたが、声をかけるタイミングが難しくて、すぐには声をかけられず僕も気付いていないふりをしながら、パソコンの画面に集中していました。 そこから15分くらいしてから、彼女がパソコンから少し目を離した時に彼女の右側に買ったばかりのコーヒーがあるのに気付いたようでした。 結局その後、彼女は僕に謝って新しいコーヒーを買ってくれて、あまりの恥ずかしさのためかすぐに出ていきました。 その時はあまりの出来事にあっけに取られていましたが、何度思い出しても笑いが止まりません。

カニに挟まれた私を助けてくれた兄

私が高校生の頃の話です。 あれは冬だったと思います。学校から帰宅しリビングで兄と夕方のテレビを見ていました。 台所から母が「今日はあんたの好きなカニやで~、まだ生きてるのがおくられてきたわ~」と 話しかけてきました。 私はカニが大好きなのですぐ台所に見に行きました。 白い発泡スチロールの箱がありその中にはゴムでハサミをしっかり縛られた毛ガニが入っていました。 母は買い物に出かけ、私はその生きたカニを一人で見ていましたが、 まだ生きているので、ゴムに縛られてるのがかわいそうに思えゴムを外してみることにしました。 そして、一本のハサミのゴムを外した時でした。 私の手の親指をその大きなハサミでがっちりとハサミました!すごい力です、爪の上から挟んでいます。私は痛さに涙がでました。 手で外そうにも片手しか使えないのでカニのハサミを開けることができません。 リビングにいる兄に助けを求めました「お兄ちゃん助けて~、カニに挟まれたっ!。」 兄が来てその状況に半笑いでしたが、すぐさまカニのハサミをつかみ左右にゆっくり開き私の指が解放されました。 兄は「体張って笑わせるな」といってリビングに戻っていきました。 買い物から帰宅した母にこの話をすると、「危ないからゴムしてあるのに、なんではずすんや」 とごもっともな言葉をかけられました。。。

スーパーでのできごと

年末にスーパーでお買い物をしていた時のことです。大きなカートを押して、食材を見て回っていました。そこはとても広いスーパーなのでショーケースとショーケース間の通路もけっこうな広さです。そして、魚の冷凍コーナーを見ている時、私は賞味期限を一生懸命に見ていてカートから手を放していました。1、2分経って商品を決め、カートに入れようとしたところ、なぜだかありません。辺りを見回すと、反対側の冷凍ショーケースを見ているお爺さんにのところまでコロコロと動いていました。とっさに「あ!ごめんなさい!」と声をかけたのですが何も返事はなく、お爺さんの顔を見るとものすごい集中力で食材を吟味していました。早くどかそうとカートの取っ手を持ち動かそうとした時、カートの角がちょうどお爺さんのお尻の割れ目にクリーンヒットしている事に気付きました。「もしかして、痛くて動けないんじゃ…?」と思い、再度すいませんでしたと声をかけたのですが、やはり魚の冷凍を両手に持ち一生懸命見比べているのでクリーンヒットにも気付いていないのかなと思い、その場を去りました。あのお爺さんのお尻の割れ目には申し訳ないことをしたと思いながらも、思い出しては何度も爆笑しています。